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【高枝チェーンソー おすすめはコレ】素人が50年物の柿の木を伐採!YARD FORCE実体験レビューで庭の悩みがスッキリ解決

どぉもねっ

毎年秋になると、我が家の庭で天を突くようにそびえ立つ柿の木を見上げては、深い溜息をついていました。掃除をしても翌日にはまた同じ光景が広がり、ご近所への申し訳なさと終わりのない作業に、心身ともに疲れ果てていました。そんな柿の木との格闘の一部始終と、この高枝チェーンソーのリアルな実力について、徹底的にレビューします。

    本日使用したのはこちら
  • YARD FORCE ハイパワー 高枝電動チェーンソー
50年物の柿の木を伐採!YARD FORCE高枝電動チェーンソーで庭の悩みがスッキリ解決のサムネイル

我が家の長年の悩み「柿の木」問題

レビューに入る前に、私がどれほどこの柿の木に悩まされていたかをお話しさせてください。きっと同じような悩みを抱える方には、共感していただけるはずです。

悩み1:終わらない「落ち柿」との戦い

我が家の柿の木は、毎年ものすごい数の実をつけます。甘くて美味しいのですが、家族だけでは到底食べきれません。その結果、熟しすぎた柿が容赦なく落下します。

  • 道路に落ちて潰れる:車が通るとさらに悲惨な状態に。通行する方々に本当に申し訳ない。
  • 掃除の手間:毎日のようにホウキとチリトリを持って掃除。腰も痛くなります。
  • 虫や臭い:潰れた柿に虫が寄ってきたり、独特の甘酸っぱい臭いが漂ったりと衛生的にも問題がありました。

この「落ち柿」問題が、秋の憂鬱の最大の原因でした。

柿の木の現状の画像

悩み2:素人には危険すぎる高所作業

もちろん、これまでも自分で剪定しようと試みたことはあります。しかし、一般的な高枝切りバサミでは、太い枝は歯が立たず、ノコギリタイプはとにかく時間がかかり体力を消耗します。

何より一番の問題は「高さ」です。脚立に乗っての作業は非常に危険で、一度バランスを崩しかけた時は、本当に肝を冷やしました。年齢を重ねるにつれ、その恐怖心は大きくなるばかりでした。

悩み3:高額な専門業者の費用

最後の手段として考えたのが、専門業者への依頼です。数社に見積もりをお願いしたところ、高所作業車が必要になるケースもあり、その費用は数万円から十数万円と、決して安くはありませんでした。

「毎年この出費は痛い…でも、このまま放置もできない…」

そんなジレンマの中でインターネットを検索し続け、ついに見つけたのが「YARD FORCE 高枝電動チェーンソー」だったのです。

なぜ「YARD FORCE 高枝電動チェーンソー」を選んだのか?

数ある電動工具の中から、私がこの商品を選んだのには明確な理由があります。

  • 圧倒的なパワーを予感させる: 我が家の柿の木のような、直径10cmを超える太い枝も切れそうだという期待感がありました。
  • 取り回しの良い「コードレス」: 庭のどこにでも電源があるわけではありません。延長コードを引き回す手間や、作業中にコードが絡まったり切断してしまったりする心配がない「コードレス」は、絶対条件でした。
  • 信頼の「OREGON(オレゴン)製」ソーチェーン: チェーンソーの心臓部である刃(ソーチェーン)が、世界的なトップブランドであるOREGON製。これは切れ味と耐久性への大きな安心材料でした。「安物買いの銭失い」にはなりたくなかったのです。
  • すぐに使える「オールインワンパッケージ」: 今回私が購入したのは、「OREGON 純正 丸ヤスリ」と「日本製 チェーンソーオイル」がセットになったPROSTARパック。届いたその日からすぐに使え、面倒なメンテナンス用品を別途探す必要がないのが魅力的でした。

これらの理由から、「これなら長年の悩みを解決できるかもしれない!」と確信し、購入を決意しました。

開封から準備まで。素人でも本当に簡単だった!

商品が到着し、いよいよ開封の儀です。

箱の中には、本体ポール、モーターヘッド、バッテリー、充電器、そして付属品が一式、綺麗に収められていました。

セット内容の画像

組み立て

組み立ては驚くほど簡単でした。ポールとモーターヘッドを連結し、ネジで固定するだけ。説明書を見ながら作業しましたが、工具も付属しており、10分もかからずに完了しました。機械が苦手な方でも、まず迷うことはないでしょう。

準備

作業前の準備は3ステップです。

  1. バッテリーの充電:まずはバッテリーを充電器にセット。空の状態から満充電まで、約70分ほどでした。
  2. チェーンソーオイルの注入:モーターヘッド部分にあるタンクに、付属のチェーンソーオイルを注ぎます。このオイルがチェーンの滑りを良くし、焼き付きを防ぐ重要な役割を担います。残量が外から見える小窓が付いているのも親切な設計です。
  3. チェーンの張り調整:これも重要です。チェーンが緩すぎると外れる原因になり、張りすぎるとモーターに負荷がかかります。本体側面のダイヤルを回すだけで、工具不要で簡単に調整できるのが非常に便利でした。

準備を終え、いよいよ柿の木との決戦に臨みます。安全のため、ヘルメット、保護メガネ、厚手の手袋は必ず着用しましょう。

組み立て終わった本体の画像

実践レビュー:いざ、50年物の柿の木へ!その実力は…?

本体を最大まで伸ばすと、その長さは約3m。身長と腕の長さを合わせれば、地上から4m以上の高さにまで刃が届きます。

ダブルスイッチ式の安全ロックを解除し、トリガーを引くと、「ウィィィン!」という力強いモーター音とともに、OREGON製のチェーンが高速で回転し始めました。

「これは、切れそうだ…!」

期待に胸を膨らませ、まずは肩慣らしに直径5cmほどの枝に刃を当ててみました。

「スッ…ストンッ!」

まるでバターを切るかのように、ほとんど抵抗なく枝が切断されました。手ノコで何分もギコギコやっていたのが嘘のようです。あまりの切れ味に、思わず「おおっ!」と声が出ました。

木を切っている画像

太い枝との格闘

次に、ターゲットは直径15cmはあろうかという大ボス級の枝。

高枝チェーンソーの先端を枝にしっかりと固定し、トリガーを引きます。自重を利用して、ゆっくりと刃を入れていくのがコツです。

「ガガガッ」という頼もしい音を立て、木くずを飛ばしながら、刃がみるみるうちに枝に食い込んでいきます。手元に伝わる振動も少なく、安定して作業を進めることができました。

約30秒ほどで、あの忌々しくも手強かった太い枝が、見事に切り離されました。

木を切っている画像

使用感のリアルな感想

  • 切れ味 ★★★★★(星5つ): 文句なしです。直径15cmクラスの枝も問題なく切断できました。OREGON製のチェーンの実力は本物です。
  • 操作性 ★★★★☆(星4つ): スイッチの操作やポールの伸縮は非常に簡単です。ただ、やはりフルで伸ばした際の重さはそれなりに感じます。本体重量は約3.8kgですが、先端に重心があるため、テコの原理で腕にはそれ以上の負荷がかかります。女性やご年配の方は、10〜15分作業したら一度休憩する、というサイクルで進めるのがおすすめです。しかし、この重さがあるからこそ、刃が安定して枝に食い込むという側面もあります。
  • バッテリーの持続時間 ★★★★☆(星4つ): 満充電の状態で、休みながら約1時間ほど作業ができました。我が家の柿の木の主要な枝をすべて切り落とすには十分な時間でした。広大な敷地で長時間作業をする場合は、予備バッテリー(別売)があるとさらに安心かもしれません。
  • 静音性 ★★★☆☆(星3つ): エンジン式に比べれば格段に静かですが、住宅街で使うにはそれなりに響く作動音です。早朝や夜間の使用は避け、日中の作業がマナーでしょう。

作業後、我が家にもたらされた劇的な変化

すべての枝を切り終えた後、庭を見渡して私は感動しました。

Before

薄暗く、落ち柿で汚れ、常に掃除のことが頭にあった憂鬱な庭。

After

空が広く見え、太陽の光が地面まで差し込む、明るく風通しの良い庭。

枝を切った後の柿の木の画像

物理的な変化はもちろんですが、精神的な変化が何よりも大きかったです。

  • 「落ち柿の掃除」という長年の苦行からの解放
  • 道路を汚す心配がなくなり、ご近所に気兼ねしなくてよくなった安心感
  • 高額な業者費用を節約できた満足感
  • 「自分の力でやり遂げた」という大きな達成感

YARD FORCEの高枝チェーンソーは、単なる「道具」ではなく、我が家の「悩みを解決してくれたヒーロー」になったのです。

YARD FORCE 高枝電動チェーンソーのメリット・デメリットまとめ

最後に、実際に使ってみて感じたメリットと、正直なデメリットをまとめておきます。

メリット

  • 圧倒的なパワーと切れ味:OREGON製チェーンは太い枝もストレスなく切れる。
  • コードレスの解放感:電源の場所を気にせず、どこでも作業できる手軽さは何物にも代えがたい。
  • 安全に高所作業が可能:危険な脚立作業から解放され、地上から安全に4m以上の高さにアプローチできる。
  • オールインワンですぐ使える:オイルやヤスリがセットなので、届いたその日から作業を開始できる。
  • メンテナンスも簡単:工具不要のチェーン張り調整機能が非常に便利。

デメリット

  • フルで伸ばすと少し重い:特に女性や高齢の方は、長時間の連続使用は腕が疲れる可能性あり。休憩を挟みながらの作業がおすすめ。
  • 作動音はそれなりにする:静かな住宅街では、作業する時間帯への配慮が必要。
  • バッテリーは1個:連続で数時間に及ぶような大規模な作業には、予備バッテリーが欲しくなるかもしれない。
切り落とした枝の画像

まとめ:悩んでいるなら、試す価値は絶対にあります!

樹齢50年の柿の木との戦いは、「YARD FORCE ハイパワーコードレス 高枝電動チェーンソー」の圧勝に終わりました。

もしあなたが、かつての私と同じように、手に負えなくなった庭木の管理に頭を悩ませ、毎年溜息をついているのであれば、この商品を心からおすすめします。

業者に依頼すれば一度で数万円かかるところを、このチェーンソーがあれば、これからは毎年自分で、好きな時に、安全にメンテナンスができます。長期的に見れば、コストパフォーマンスは計り知れません。

なにより、自分の手で庭を綺麗にし、長年の悩みから解放される喜びは、何事にも代えがたいものがあります。

「あの時、思い切って買ってよかった」

明るくなった庭を眺めながら、私は心からそう思っています。あなたの庭の悩みが、この記事をきっかけに解決することを願っています。