【DIY】竹でつくるおしゃれな土留め完全ガイド!費用・作り方・注意点まとめ
竹で土留め作りました。初心者の方でも安心してDIYに取り組めるよう、写真や図解を交えながら分かりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
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本日使用したのはこちら
- 竹
- スコップ
- 電動のこぎり
- チェーンソー
- ゴムハンマー
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「庭の雰囲気を変えたい」「費用を抑えておしゃれな土留めを作りたい」そんな思いで、竹を使って土留めDIYしました。竹は自然素材ならではの温かみがあり、和風・洋風どちらの庭にも馴染みます。
竹土留めのメリット・デメリット|他の素材との比較も!
DIYを始める前に、竹で土留めを作るメリットとデメリットを把握しておきましょう。他の素材と比較することで、竹の特性がより明確になります。
竹土留めのメリット
- 景観性: 自然素材ならではの風合いと美しさがあり、庭の雰囲気を格段に向上させます。
- 環境性: 竹は成長が早く、持続可能な資源として注目されています。環境負荷を低減したい方におすすめです。
- 経済性: 木材やコンクリートに比べて材料費を抑えられます。
- 加工性: 比較的柔らかく加工しやすいため、DIY初心者でも扱いやすいです。
竹土留めのデメリット
- 耐久性: 木材に比べて腐りやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
- 強度: 強度が低いため、高い土圧がかかる場所や大規模な土留めには不向きです。
- 入手性: 地域によっては、良質な竹の入手が難しい場合があります。
他の素材との比較
素材メリットデメリット費用耐久性
- 竹:竹景観性◎、環境性◎、経済性◎耐久性△、強度△低△木材加工性◎、入手性◎耐久性△、定期的な防腐処理が必要中△
- コンクリート:耐久性◎、強度◎景観性△、費用高、DIY難易度高高◎レンガ景観性◎、DIY難易度中強度△、費用中中△鋼材耐久性◎、強度◎景観性△、費用高、DIY難易度高
【準備編】竹土留めDIYに必要な材料・道具・費用
DIYを始める前に、必要な材料と道具を揃えましょう。事前に費用を把握しておくことも大切です。
材料
道具
- のこぎり: 竹を切断するために使用します。電動のこぎりがおすすめです。
- チェーンソー: 竹を切ったり、削ったりするために使用します。
- ゴムハンマー: 竹釘や木杭を打ち込むために使用します。
- メジャー: 長さを測るために使用します。
- 水平器: 水平を確認するために使用します。
- スコップ: 基礎工事に使用します。
- バケツ: モルタルを練る際などに使用します。
- 軍手: 怪我防止のために必ず着用しましょう。
- 保護メガネ: 竹を切断する際などに目を保護するために着用しましょう。
費用
竹の費用は、入手方法によって大きく異なります。自分で竹林から伐採する場合は無料ですが、購入する場合は1本あたり数百円から数千円程度が相場です。防腐剤や基礎材、固定材などの費用も合わせると、1mあたり数千円から1万円程度が目安となります。
私は祖母の山からもらってきました。
【実践編】竹土留めの作り方|基礎工事から設置・補強まで
いよいよ竹土留めのDIYに挑戦です。基本的な手順を解説します。
設計と準備
- 設置場所の測量: 土留めを設置する場所の長さ、高さ、勾配などを測量します。
- 設計図の作成: 測量結果を基に、土留めの設計図を作成します。竹の配置や間隔、基礎の構造などを決めます。
- 竹の調達と加工: 必要な長さの竹を調達し、防腐処理を施します。必要に応じて、竹を割ったり、削ったりして加工します。
基礎工事
- 掘削: 土留めを設置する場所を掘削します。根切り深さは、土留めの高さや土質によって異なります。
- 砕石の敷設: 掘削した場所に砕石を敷き詰め、転圧します。
- 基礎の設置: コンクリートブロックやモルタルなどで基礎を設置します。
竹の設置
- 竹の配置: 設計図に従って、竹を等間隔に配置します。
- 竹の固定: ワイヤーや結束バンド、竹釘などで竹を固定します。垂直・水平を確認しながら、丁寧に作業を進めましょう。
- 水抜き対策: 排水パイプや砕石などを設置し、水はけを良くします。
補強
- 控え壁の設置: 高さがある場合や土圧が高い場合は、控え壁を設置して補強します。
- 斜め補強: 竹を斜めに配置して、土圧に対抗する力を高めます。
竹土留めを長持ちさせるメンテナンス方法
竹は自然素材なので、定期的なメンテナンスが必要です。
- 定期点検: 定期的に土留めの状態を点検し、破損や腐敗がないか確認しましょう。
- 防腐処理の再塗布: 数年ごとに防腐処理を再塗布することで、耐久性を高めることができます。
- 破損箇所の修理: 破損箇所は早めに修理しましょう。放置すると、土留め全体の強度が低下する可能性があります。
- 竹の交換: 腐敗が進んだ竹は交換しましょう。
まとめ
竹製の土留めは、自然な風合いが魅力的で、費用も安く抑えられるというメリットがあります。しかし、竹は天然素材であるため、耐久性や安全性に注意が必要です。