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工事不要!ガレージや庭が快適なネット空間に。長距離Wi-Fiルーター WAVLINK AX3000 実力徹底レビュー

どぉもねっ

Wi-Fiの「あとちょっと届かない」問題、本当にストレスですよね。僕も長年、この問題に頭を悩ませてきました。特に、母屋から少し離れた作業小屋。電波が弱すぎて、調べ物ひとつするにも母屋まで戻らないといけない始末でした。

僕と同じようにWi-Fiの電波範囲で悩むあなたのために「WAVLINK AX3000」がどれだけ凄いヤツなのか、開封から設定、そして驚愕の性能検証まで、余すところなくお伝えします

    本日使用したのはこちら
  • WAVLINK AX3000
サムネイル

未来が詰まった箱を開封!第一印象は「デカっ!強そう!」

まずは、このモンスターの実物をご覧ください。

箱を開けると、設置に必要なパーツがすべて揃っています。追加投資が不要なのは嬉しいポイントですね。

【付属品一覧】

  • ルーター本体
  • 4本のハイパワーアンテナ
  • 電源ケーブル & PoEコンバーター
  • LANケーブル
  • 各種取り付け金具
  • 説明書
箱の中身の画像

どうです、この威圧感。家庭用ルーターの可憐なイメージとは真逆の、まさに「基地局」のような佇まい。アンテナを含めると高さは約63cmにもなり、そのゴツい見た目から「俺が電波を隅々まで届けてやる」という強い意志を感じます(笑)。

この頼もしすぎるルックスに、期待せずにはいられません!

組み立てたAX3000の画像

WAVLINK AX3000はただのルーターじゃない!感動レベルの5大特徴

この「WAVLINK AX3000」がなぜ僕の悩みを解決できたのか。その秘密は、常識破りのスペックにあります。

①【解決策】屋外に置けるから、電波のスタート地点が違う!

普通のルーターは家の中に置くのが前提。でも、電波は壁を通り抜けるたびに弱くなります。しかしこのAX3000は、保護等級IP67という、土砂降りの雨や砂埃にも余裕で耐えるタフなボディの持ち主。つまり、家の外壁や庭のポールに直接設置できるんです。

これにより、電波を届けたいガレージや離れに一番近い場所から、遮蔽物の少ない状態で電波を飛ばせる。これが「届く」ための最大の秘訣なんです。

の画像

②【解決策】半径300m!異次元の長距離通信

4本の巨大な高利得アンテナは、伊達じゃありません。理論値では半径300mという広大な範囲をカバー。実際に使ってみて、この長距離性能は本物だと確信しました。家のWi-Fiの死角をなくすのは朝飯前。母屋から離れた場所まで、強力な電波をビシッと届けてくれます。

③【解決策】屋外の電源問題は「PoE給電」で一発クリア

「屋外に置きたいけど、コンセントなんてないよ!」大丈夫です。ここで輝くのが「PoE給電」という技術。

すごく簡単に言うと、LANケーブル1本で通信と電力の両方を送れる仕組みです。

屋内のコンセントに付属のアダプタを挿し、そこからLANケーブルを1本、屋外の本体まで配線するだけ。電気工事なんて一切不要。この手軽さが、導入のハードルを劇的に下げてくれました。

PoEの接続説明の画像

④【解決策】家族全員で使ってもサクサク「Wi-Fi 6」

もちろん、通信規格は最新の「Wi-Fi 6」に対応。

Wi-Fi 6の凄さは、ただ速いだけじゃなく、家族みんなでスマホ、PC、ゲーム機、タブレットを同時に使っても速度が落ちにくいこと。僕の家でも、子供がオンラインゲームをしている横で、僕が4K動画を見ても全くカクつきません。安定感が段違いです。

⑤【解決策】使い方はあなた次第!多彩な動作モード

この一台で、様々な役割をこなせます。

  • APモード: 有線LANしかない環境を無線化。
  • リピーターモード: 今あるWi-Fi電波を拾って、さらに遠くへ飛ばす。(←今回はコレ!)
  • メッシュモード: 複数台で連携し、家全体をシームレスなWi-Fi網で覆う。

今回は、母屋のルーターの電波を中継する「リピーターモード」で使ってみます。

モードの種類の画像

PCが苦手でも大丈夫!スマホ感覚でできる簡単設定

「プロ向けっぽいし、設定が難解そう…」

心配ご無用!画像付きで分かりやすく解説します。PCを使いましたが、スマホのブラウザでもほぼ同じ手順で設定できますよ。

  1. ステップ1:PCとWAVLINKをWi-Fi接続

    PCのWi-Fi設定で「WAVLINK-AX」というネットワークに接続します。

  2. ステップ2:設定画面へログイン

    接続すると自動で設定画面が開きます。開かない場合はブラウザでwaplogin.linkにアクセス。初期パスワードはadminです。

  3. ステップ3:管理者パスワードの変更

    ログイン後、セキュリティのために自分だけの管理者パスワードを新しく設定します。

    WAVLINKの初期設定画面
  4. ステップ4:動作モードの選択

    詳細設定から「モード選択」→「Repeaterモード」を選びます。

  5. ステップ5:親機のWi-Fiを選択

    周囲のWi-Fiをスキャンしてくれるので、一覧から母屋で使っているメインルーターのWi-Fi名(SSID)を選び、そのパスワードを入力します。

  6. ステップ6:中継器のWi-Fi名とパスワードを設定

    このAX3000が発信するWi-Fiの名前とパスワードを決めます。僕は分かりやすいように「WAVLINK2.4」「WAVLINK5」としました。

設定を保存し、再起動が終われば完了です!たったこれだけで、強力な中継基地が誕生します。

設定画面

【驚愕】実力検証!本当に家の外までWi-Fiは届くのか?

さあ、お待ちかねの実力検証です。AX3000を2階の窓際に設置し、どれだけ世界が変わったかテストしました。

Before → After:通信速度が劇的改善!

まずは速度比較から。結果を見て、思わず声が出ました。

特に5GHz帯の速度は驚異的です。今までHD画質がやっとだった部屋で、4K動画が余裕で再生できるようになりました。これはもはや別次元の快適さです。

速度の比較画像

どこまで届く?常識を覆す長距離テスト!

家の外に出て、スマホ片手にどこまで電波が届くか歩いてみました。

【25m地点】ガレージの前:電波MAX!

室内からの電波でも全く問題なし。Webブラウジングも動画もサクサク。ガレージでの作業が爆上がりです。

速度の比較画像

【70m地点】敷地から出て:まだ余裕!

少し電波は弱まるものの、Webページの表示は一瞬。YouTubeも止まる気配なし。

電波強度の画像

【150m地点】近所の坂の途中:信じられない…まだ繋がる!

正直、ここまで来ると無理だと思っていました。しかし、なんとYouTube動画が再生できてしまいました!Webページの読み込みは少し待つことがありましたが、動画がストリーミングできるのには本当に驚きました。

動画を見てる画像

正直な感想:気になった点と注意点

完璧に見えるAX3000ですが、正直に気になった点も挙げておきます。

  • 本体サイズが大きい: パワフルな分、本体はかなり大きいです。設置場所(特にベランダの手すりなど)によっては、少し工夫が必要かもしれません。
  • 5GHz帯は障害物に弱い: これはAX3000に限った話ではありませんが、高速な5GHz帯の電波は壁などの障害物に弱い特性があります。遠距離で安定性を求めるなら、障害物に強い2.4GHz帯が有利です。

とはいえ、これらは強力な性能とのトレードオフ。得られるメリットを考えれば、些細なことだと感じました。

まとめ:Wi-Fiのストレスから解放される生活は、最高だ!

WAVLINKの屋外アクセスポイント「AX3000」は、僕が抱えていたWi-Fiの「届かない」という悩みを、期待をはるかに超える性能で解決してくれました。

AX3000の説明画像

【こんな人に絶対おすすめ!】

  • 家のどこかにWi-Fiが届かない「死角」がある人
  • 離れの部屋やガレージ、倉庫で快適にネットを使いたい人
  • 広い庭や畑、駐車場にWi-Fiエリアを構築したい人
  • 屋外の防犯カメラをネットに接続したい人
  • とにかくパワフルで安定した長距離Wi-Fiルーターを探している人

設定も簡単で、一度設置してしまえば家中どこでも、さらには家の外まで快適なWi-Fi環境が手に入ります。まさに「Wi-Fi環境の最終兵器」と言っても過言ではありません。

「ウチもWi-Fiの電波で困ってるんだよな…」という方は、ぜひこのモンスター級の実力を体験してみてください。世界が変わりますよ!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!